サービスの詳細
ひとくちに Struts から Spring MVC への移行といっても、移行の目的やソフトウェア資産状況によって最適解は異なってきます。
3つの最適解の方法
Spring 3.2までのStrutsマイグレーション機構の利用
SpringにはStrutsから移行するためのライブラリが用意されています。
これを利用することで、既存のStrutsで作られた資産をほとんど修正することなく移行が可能です。この方法を用いれば、移行コストを大幅に減らしつつも、Strutsの不具合やセキュリティホールの問題に対処できます。
Spring 4.0以降、この機能がサポートされなくなるため、一時的な解決策となりますが、製品のコンセプトやサービス期間によれば、最も移行コストを最小化できる手段となります。
安定した Spring 3.2 への移行
Strutsの設定ファイルからForm/Actionを抽出し、対応するJavaコードを生成します。
また、JSPファイルはStrutsタグをJSTL/Springのタグへと変換します。
弊社はこの作業を行なう半自動化ツール(Struts-to-Spring移行ツール)を用意しており、人為的なミスの入りにくい移行をサポートします。また、ツールは弊社製であるため、独自にカスタマイズされたStrutsをお使いの場合や、Validationの定義の仕方の違いなど、既存のソフトウェア資産に合わせたカスタマイズが可能です。
Springの持つStrutsマイグレーション機能とも併用が可能ですので、今後の保守計画や拡張予定に合わせた最適な移行プランを御提案します。
最新のSpring4への移行
弊社が行なうことは、ツールによる移行サポートだけではありません。
移行後にSpring4の新規機能を活用していただくため、必要に応じてSpring4のプライベートセミナーや、Java8の新しい言語機能に関するトレーニングなども実施させていただきます。
単純な移行作業のお手伝いではなく、移行にまつわる諸処の事柄を全面的にサポートいたします。
サービス実施の流れ
お問い合わせ
まずはお気軽にお問い合わせください。mail
ヒアリング
概要や背景、規模等についてお聞かせいただきます。
クイックリサーチ
1~2週間でお客様のソフトウェア資産と、目的に合わせたプランをご提案させていただきます。
移行作業の実施
ソフトウェア資産の移行作業のサポートを行ないます。
移行テスト
移行後のシステムが正しく動作するか検証作業のサポートを行ないます。
運用
移行後のシステムの運用や、新しいフレームワーク上での機能拡張をサポートします。