今年の夏は、全国的に異常な暑さですね。 

自治体、教育機関、公的機関、企業等の皆様、熱中症対策はなさっていますか? 

2023年5月15日~21日の熱中症救急搬送数は1,763人(速報値)で、前年比6倍。更に、7月は、毎週、過去最多の緊急搬送数となってしまっています。

本日は、この熱中症対策に利用いただける、当社の熱中症アラートシステムについてご紹介と、導入事例もご紹介させて頂きます。 

  

熱中症アラートシステムとは? 

当社HPでもご紹介しておりますが、 

https://www.aimnext.co.jp/service/wbgt-iot-service.html

暑さ指数を見える化することで、高齢者や、学生など、市民や施設利用者、また従業員の方が、熱中症になることを防ぐ仕組みです。 

従来の熱中症対策は、温度や湿度のみを見ていたり、人の感覚に頼っていたり、また人が暑さ指数を都度計測している、といったものでした。 

当社の熱中症アラートシステムは、 

〇暑さ指数センサーを導入することで、計測したい場所の暑さ指数を、常時モニタリングすることができます 

〇暑さ指数が危険域に達した場合に、自動的に関係者にアラートが届きます

 熱中症アラートシステム概略図

尚、暑さ指数については、2023年7月31日に文科省より学校は「暑さ指数」活用する様に通知がありました。また暑さ指数の見方については、環境省が<暑さ指数を用いた指針>を定めています。

熱中症アラートシステムの導入事例

当社の熱中症アラートシステムですが、宮崎県内の学校の校庭や体育館、道の駅の屋外イベントスペース、また宮崎県外の公的施設等でも導入が進んでいます。加えて、民間では、ワイナリーの圃場での利用も始まっています。

本記事では、実際の設置の様子をご紹介します。

以下の写真は、支援学校での設置の様子です。まずグラウンドでの設置の様子です。

熱中症センサー校庭設置

センサーは電源レス(電池内蔵)になりますので、周囲の電源を気にする必要がありません。その点、非常に設置がしやすいです。

設置場所の選定は、グラウンド内の環境を調査し、暑さ指数計を設置する上でのポイントを考慮して、決めます。

次に、体育館での設置の様子です。熱中症は、屋外だけではなく、屋内でもリスクがあり、対策が必要です。体育館などの屋外は、屋外に比べれば暑さが控えめ、運動をしても大丈夫だろう、と思われがちですが、時間帯によっては、屋外以上に暑さ指数が高いこともあります。

熱中症センサー体育館設置

屋内であっても、センサーが電源レスであることは変わりがありません。ですので、設置は場所を選びません。

体育館の場合は、設備のすぐそばで運動をすることになりますので、その点の考慮も必要となります。

熱中症対策していきましょう!

屋外、屋内共に、暑さ指数をもとに、運動の中止、水分の補給などアクションを取る事で、熱中症の発生を未然に防止し、健康にこの夏を乗り切りましょう!

また行政関係の方につきましては、予算化の為の実証試験等 ご要望ございましたらお気軽にご相談ください。

熱中症アラートシステム https://www.aimnext.co.jp/service/wbgt-iot-service.html