今回は熱中症アラートシステム導入、利用いただいている、湘南白百合学園中学・高等学校様のインタビュー記事になります。

湘南白百合学園中学・高等学校様について

神奈川県藤沢市にあり、眼下に江ノ島・相模湾を見下ろす緑豊かな高台に位置する、学校法人湘南白百合学園が運営する私立の中高一貫女子校です。全国に点在する「白百合学園」の姉妹校であり、宗教倫理の授業や修養会、クリスマス会などカトリック系ミッションスクールならではの教育を行っています。
学習面では、習熟度別・少人数授業によるきめ細かな指導が特徴的であるほか、語学研修プログラムが充実しているなど国際教育にも尽力されていますが、仲間と共に目標に向かう部活動も大事にされています。そのため、運動に関する環境・設備も充実しており、グラウンドは全面人工芝、体育館、マリアホールは冷暖房完備となっています。
加えて、昨今の温暖化による高温化に伴い、活動する生徒のよりきめ細やかな健康管理のために、熱中症アラートシステムを導入いただきました。

そこで、今回、導入を推進頂いた養護教諭のM先生にお話を伺いました。

━━━熱中症アラートシステムの導入状況を教えて下さい
M先生 中学と高等学校で共用している、グラウンド、体育館、マリアホールの3か所に導入しています。

━━━導入したシステムで計測した暑さ指数はどのように確認していますか
M先生 職員室、体育館、マリアホールには、専用ディスプレイを配置し、すぐに現在のWBGT値を確認できる環境を用意しています。また、本当に暑い日には、生徒への注意喚起も含めて、昇降口近くの大型のディスプレイにも一時的に表示できるようにもしています。暑い時期はアラート通知も併用していました。

━━━導入による、熱中症対策の変化を教えてください
M先生 今までは1日3回測定して活動判断していましたが、導入により、今現在の数値をいつでも見られるようになったことで、よりきめ細かい健康管理ができるようになったと感じております。

━━━各担当科の先生方からの評判はいかがですか

M先生 体育科の教員からは、やはり今の数値がわかるようになったことが非常に良いと聞いております。また部活を担当している教員からは、朝の早い段階でアラート通知が届く日もあり、その時点で当日の部活動のメニューを考えられたことも、良かったと聞いております。

━━━その他にも導入効果があれば教えて下さい。

M先生 WBGT値の計測、共有作業を自動化できた事で、本来の保健室の業務である生徒のケアに、より多く時間を充てられるようになったことも、養護教諭としては助かりました。保健室は、日々、イレギュラーなことが起こる場所ですので。
また、空調がある設備については、暑さ指数の上昇を見ながら、冷房のスイッチを入れることで、消費電力を抑えることにもつながっています。

以上、湘南白百合中学・高等学校様へのインタビューでした。

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