製造時の不具合について、どの様な不具合が多いのかまでは分かっているが、原因の深堀に十分なデータが無く有効な対策を採る事が出来ない、
その為、「直近1か月における製品Xについての不具合は、〇〇が45%、××が30%、▲▲が20%、残り5%は数件ずつ種々の不具合です。今月に〇〇が発生した際その原因追及を個別に行う事で根本対策を行います。」
といったような報告が上がる一方で、何らかしらの変化が発生したために〇〇が発生せず原因追及ができない、これがお客様で発生していた状況でした。
また、〇〇が発生し、その原因追及と対策立案を行っても再度〇〇が発生する、といった事も起きており、結局は“もぐら叩き”から抜け出せずにいました。
我々は、紙からデータに媒体を変更すると共に、ルールの変更なども行いました。これにより、事象とその原因を網羅的に捉え、分析を可能にしました。