SPA(Single Page Application)によって、AjaxやWebSocketのような通信技術とJavaScriptフレームワークを組み合わせることで、デスクトップアプリケーションやスマホアプリのようなユーザ体験を提供するWebアプリケーションを構築することができます。
フロントエンドとシステムレイヤとの分離
従来のWebシステムではフロントエンドとバックエンドの区別が曖昧な境界がありましたが、これらの分離がより明確なものとなります。(一方でバックエンドのWeb API化を行う必要があります) |
スマートフォン・タブレットでのユーザ体験との親和性
ページ単位での画面描画(画面遷移)ではなく、部品単位での描画により、従来よりスムーズな動きを持ったUIをユーザに提供することが可能になります。 |
大規模アプリケーションへの対応
画面描画をマルチスクリーンに対応させるという意味だけではなく、PWA(Progressive Web Apps)に対応させることで、ブラウザからのシステムにアクセスするのではなく、所謂”スマホアプリ”として展開することが可能です。 |
Angular、Vue.js、ReactといったJavaScriptフレームワークを利用する方法が主流ですが、最近ではBlazorという、C#と.NET Coreを用いてWebアプリケーション開発を行うフレームワークが登場し、JavaScriptを用いずにSPAの開発することも可能となっています。
特にフロント技術は新しいものが生み出されるスピードが速く、ユーザニーズや要件も変更が多いところであるため、単に流行だけではなく、既存システムとの相性、今後のロードマップ等を考慮し、しっかりと保守可能なアーキテクチャの設計、開発標準の定義をしていくことが重要です。
次のようなケースをご検討の方は、ぜひ弊社にご相談ください。
現在使用しているWebシステムからSPAの新しいフレームワークに段階的に移行していきたい
PC専用サイトをスマホにも対応させたい
SPA対応を行う場合、既存システムの変更の規模がどの程度になるのか知りたい
新システムをSPAとして開発、展開したい
リニューアルの前にまずは文書の整備を含めた現状調査をしたい