ERP・生産管理システム導入のプロジェクト診断サービス

プロジェクト企画フェーズは、RFPの作成やシステム選定を行う前のフェーズです。

企画フェーズではプロジェクト目標を具体化し、目標達成のための施策を検討します。例えば、現在の実力を調査し、 今後目指す姿とのギャップを埋めるための実現ステップや、改善施策をまとめ、今回のシステム導入に対する要件や期待値を明確化していきます。 いわば、プロジェクトの方向性・判断基準といったルールを決めるのが企画フェーズです。

そのため、システムのことだからといって、現状のシステム機能や構成を調査し、あとはシステム選定後に 検討を進めて行くというやり方では、システム導入の効果を得ることは難しいでしょう。

プロジェクト企画フェーズに対してプロジェクト診断を行うことで、RFP作成・システム選定を行うまでに実施しておくべきタスクや、 現在の進め方の過不足を明確にすることができます。

その結果として、今回のシステム導入プロジェクトの方向性や改善施策が明確になり、 システム導入効果をより現実的なものにすることができます。

システム構築フェーズは、プロジェクトの計画に沿って、新システムで運用を開始するための準備を行うフェーズです。 構築フェーズではシステム開発を行うだけでなく、システムで使用するデータの準備や、現場で業務が行えるように準備をして行くのですが、 外部ベンダーが担当する作業だけでなく、社内で対応が必要な作業も多く含まれています。

システム構築フェーズでのポイントは、システムでの運用開始に必要な準備作業を過不足なく行うこと、 目標達成に向け正しい判断で進めること、現場の理解や協力を得ながら進めることが重要になります。 これらを実現するために、プロジェクト管理視点、業務視点、システム視点を持ったメンバーで構成されたプロジェクト体制が必要になります。
システム構築フェーズに対してプロジェクト診断を行うことで、プロジェクトタスクの過不足やプロジェクト体制の過不足など、 システム構築フェーズを進めていくために必要なことが明確になり、必要な対策を講じることで、新システムの運用開始をより 現実的にすることができます。

プロジェクト診断は、ご提供して頂いたプロジェクト資料や、プロジェクト関係者へのヒアリング、必要に応じて現場を拝見しながら進めて行きます。

具体的な実施期間や実施内容は、プロジェクトの状況に応じてカスタマイズしてご提供させて頂いておりますので、まずは弊社担当にお問い合わせください。