センサーや通信モジュールの小型化により、様々なセンサーがモノと通信できる状態で設置可能になってきています。また、通信技術の進歩により、あらゆるモノがインターネット接続可能になってきています。これにより、場所・時間を選ばずに、モノの状態の把握や遠隔でのコントロールが可能なInternet of Things(IoT)が現実化しつつあります。
- あらゆるモノにセンサーを設置可能
- センサーや通信モジュールの小型化
- センサーや通信モジュールのコスト低下
- あらゆるモノがインターネット接続可能
- 高速・大容量の通信インフラの整備
- 低消費電力の無線通信方式の確立
- IPv6による割当可能アドレスの潤沢化
モノのインターネット化により、場所・時間を選ばず
データの収集やコントロールが可能になる
Internet of Services(IoS)
近年、インターネット上のアプリケーション機能やサービスの一部を利用して、新たなサービスや仕組みが構築されています。このInternet of Services(IoS)と呼ばれるスキームにより、サービスの提供がより多様化してきています。
インターネット上のサービスの一部を
利用して個別のシステムを構築
インターネット上のアプリケーションの機能や
サービスの一部を組合わせて新たなサービスを構築
Cyber-Physical System(CPS)
モノのインターネットから得た情報を収集・蓄積し、価値ある情報へ加工・分析した上で、モノへの制御指示や、外部のアプリケーションへのデータ提供を行う機能をもつものです。複数のサービス分野からの情報をCPS-Platformで収集・蓄積・分析することで、新たなサービスと組み合わせたモノづくりができるようになります。
例:設計モデル、製造条件の最適化
特定サービス分野に特化したCyber-Physical System(CPS)は既に実用化されているものもありますが、複数のサービス分野からの情報をCPS-Platformで収集・蓄積・分析し、新たなサービスと組み合わせたモノづくりができるようになります。