製造業におけるIoT

製造業におけるIoT(Internet of Things)には、2つのタイプがあります。

自社製品のIoT化

客先で稼動している自社製品の状態に関する様々なデータを収集・解析することで、以下のような活用が考えられ、既に多くの事例が報告されています。
自社製品の状態に関する様々なデータ収集・解析・活用図

付加価値サービスの提供

消耗部品の正確な交換時期などを提供、稼動状況レポートの提供、省エネを促進する稼動方法のアドバイスなど、モノ(製品)とコト(サービス)をセットで提供することで、顧客対応力の向上や新マーケットの創出が期待されています。
主な事例

顧客ニーズの把握

よく使われている機能/使われていない機能、使用環境や使用時間による性能変化を分析することで、顧客ニーズや製品の実性能を把握し次の製品企画に反映させるなどの事例があります。
主な事例

製品機能の提供

製品機能の一部をサーバー側で提供することで、高機能化を図っている製品も現れています。
主な事例

自社の製造現場のIoT化

製造現場の設備・機器など生産に関わるモノをIoT化し、製造関連のデータを収集・分析することはもとより、ワークと設備、部品と搬送装置などモノ同士がつながって協調して動くことで、生産性向上、品質向上、さらにはエネルギー効率の向上が期待されています。
つながる
製造現場のIoT化の効果を得るためには、以下のスキルがある人材の育成が重要です。
当社のスマート・ファクトリー®は、製造現場のIoT化の先駆けとして、設備/工場全体のネットワーク化をすすめ、新しい工場管理を創出するシステムとして今後も進化していきます。

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